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2020.06.24 UP

もっと安定した通信環境へ!!
ドローンを使った取り組みを取材!

地上50m の高所作業もラクラク!
ドローンを使った新たな取り組み!!

頭上のありえない場所に人がいる!

そんな危険と隣り合わせの点検作業、ほんと頭が下がります。

ところで、もっと高い地上50m にも達する基地局ではどうしているでしょう?

やっぱり人が登って点検していました!その数、なんと5万箇所!!

そこで、もっと安全に簡単に点検できる方法はないかと考え、

ドコモではドローンを使った新たな挑戦をはじめました!

さっそくサービス運営部の担当者に開発秘話を聞いてみましょう。

 

 

 

自動操縦のアプリケーションを自社で開発!

そもそもドローンによる点検作業を始めたきっかけはなんでしょうか?

 

通信鉄塔の点検は、基地局の中でも特に危険な“鉄塔の昇降” が必要で、人身事故のリスクをある仕事です。そのようなリスクを取り除くため、私はドローンなど新しい技術の検討や検証を行ってきました。安全かつ効率的に点検業務を行えるようにしたい、社員の働き方にも役立てたいと思ったのがきっかけです。

 

 

なるほど。業務効率化であり、働き方改革の一環でもあったんですね。渡邉さんは、具体的にどんな業務を担当しているんですか?

 

現地の作業者がドローンをより安全に使えるように、自社で通信鉄塔点検用のアプリケーションを開発しています。現地作業者の生の声を集めたうえで、関連部門と打ち合わせを行い、アプリの開発と改良を日々行っています。

 

動画でも紹介されていましたが、音声操作もできる自動飛行技術には驚きました。一方でこうしたアプリの開発は専門の業者にまかせちゃえば、って気もしたんですが。

 

最初はそのつもりだったんですよ(笑)。世の中にあるさまざまな技術から、ドコモの点検作業に適しているのはどれか。一つひとつ確認していったんですが、なかなか見つからなかったんです。

それだけ難しいものだったんですか?

 

基地局の周囲には電線や光ファイバーなどのケーブル類があるため、ドローンの飛行に適した環境ではありません。機器やケーブルを傷つけることのないよう、精度を高め、柔軟に対応できる自動操縦技術を追究した結果、自社でアプリを作成することにしたわけです。

 

 

やっぱり現場で使えるかどうかが重要なんですね。

 

自分たちが使いやすいものでなければ、現地の作業者には利用していただけないですからね。そのため、作成したアプリを現地で検証する機会を多く作っているんですよ。

 

渡邉さんは、ドローンの開発者であり、操縦士の一人でもあるんだ!

 

従来の人による点検作業に比べた効果も検証しています。2019 年度は約1000 局の基地局に対してドローンを活用でき、点検時間も大幅に削減できました!

 

 

これからはAI が不具合を見つける時代へ!

アプリ、ドローン、クラウドを活用したプラットフォーム「docomo sky」。もしかして、ドコモの基地局にとどまらず、他の分野でも活用できるのでは?

 

ドローンでは、人の眼よりも広範囲な点検作業が行えます。ただし、現在は画像の確認に時間がかかるため、動画でも紹介したように「AI による不具合箇所の自動抽出」に取り組んでいます。今まで人の眼で確認していた劣化状況をAI が判定する機能で、これが実現すればさらに効率化でき、多くの分野で使えるでしょう。今もいろいろ引き合いは来ていますね。ふふふ。

 

 

お、不敵な笑いだ。自信ありそうですね!でも、まったく新しい技術だから、導入は苦労されたのでは?

 

う~ん、確かにそうですね。現地作業はベテラン社員が多く、業務のやり方も長年にわたって確立されています。その中で“いかに新しい技術を浸透させていくか”は重要なテーマ。だからこそ、現地の声を聞き、現地に寄り添ったアプリの開発を意識しています。

 

その意識もあって、現地の声を拾っていったわけですね?

 

そうなんです。自動操縦のアプリ開発では、1年以内に全国展開せよ、とオーダーを受けていたので特に大変でしたね。一歩一歩、全国の作業者への説明を積み重ねていきました。

 

逆に面白さを感じるのはどんな時ですか?

 

安全で効率的な改革ができた、と実感した時は楽しいし、やりがいを感じますね。また、この仕事では社内外を問わず多くの方とやりとりすることが多いので、いろいろな職種の方と仕事できるのも面白いですよ。

 

最後に、動画撮影の感想を教えてください。

 

何回も撮影をし直し、OK が出るまで大変だったので、ちょっとだけ役者さんの気持ちがわかりました(笑)。私たちの業務は、普段お客様の目に触れないので、こうした機会にぜひ知ってほしい。導入するハードルはあるけれど、新技術をみんなに理解していただき、より安全で安心な世の中になることを願っています!

 

これからは基地局を見たら渡邉さんの仕事を思い出します!ありがとうございました!